上付き文字と下付き文字

一般に上付き文字(スーパースクリプト)や下付き(サブスクリプト)は一般に標準でついているスタイルは約半分のサイズですので本文が11ポイントだったら5.5ポイントになります。

一般の印刷物で6ポイントというと小さくてよく見えないというレベルですがさらにそれよりも小さい文字では見づらいし間違いの元になります。

そこで、私の場合は以下のようにしています。

本文11ポイント

下付き、上付き文字フォント、11-3=8ポイント、

5.5(11/2)ポイント、ベースを上げる

こうすると上付き文字やしたつき文字が小さくなりすぎず、それらしく上付き下付きになります。

 

本文のフォント

本文のフォントとして適したフォントとはなにか?

マニュアルなどではメーカーのサポートからユーザーに向けて、あるいは、販売店に向けて一部のページをFAXで送ったりします。

ファックスの解像度はファインで200dpiです。一般の印刷物の解像度が1200dpiが主流であることを考えると非常に低い解像度です。

この際に問題点は解像度が低くなることにより線が消えてしまったり太くなってしまうことです。一定のフォントサイズを維持しながらファックスで送信しても見やすくするためには一定の文字の太さを維持することです。この際に使用されるのが等線幅の丸ゴシック体です。

モリサワの新ゴシック体もこれらのことを留意してのデザインだと思います。

DTP

デスクトップパブリッシングの略です。

実際の業務は印刷物のビジュアルデザインをしてフィルムを出すまでの工程を指すことが多いと思います。

必要な知識は印刷に関する知識、コンピューターの運用に関する知識、フォントに関する知識、デザインに関する知識です。

必要な機材等は以下になります。

コンピューターはmacintoshが望ましいがwindowsでも条件付で可能です。

ソフトウェアはAdobeのIllustrator、Photoshopは最低限必要でIndesign、QuarkXpressは多ページの版下作成時に必要になります。

プリンターはPostscript対応のプリンターが必要です。A3ノビまで対応している機種のほうが良いと思います。カラーもしくは白黒に関しては最近ではカラープリンターが安くなりましたのでカラーのほうが良いかもしれません。

インターネット接続環境、案外なくても作業はできますが、データーのやり取りを手軽にできる点を考えるとあったほうが良いと思います。